魔女の雫

世界の怖い話を紹介する怪談ブログです。 紹介しているお話は全て実話。眠れない長い夜にでもお楽しみください。またあなたの体験した怖い話を募集しています。投稿はwitch-shizuku@gmail.comまで。

呪われた場所

戻ってきた霊(アメリカ・アイダホ)

1988年、2人目の妻と私は、兄とその妻から購入した家に住んでいました。彼女の最初の夫はメインベッドルームで銃で自殺をはかり、そのため彼女はその家に住むのが耐えらなかったからです。兄とその妻はその家を貸していたのですが、州外に引っ越すため私がそ…

幽霊に我が子だと思われた話(アメリカ・アリゾナ)

これからお話しすることを聞いていただく前に、お話ししておかないといけないことがあります。私は5人兄弟の真ん中の子で、その家で暮らしていた時は、9歳か10歳でした。そして私の両親は結婚しておらず、父は母の家を早く出たがっていました。姉のダンス教…

家の中にいる誰か 第2話(プエルトリコ)

私の名前はロザーナです。第1話でお話した家で、その後何が起きたのかを話したいと思います。この家は所々リノベーションはされていますが、見た目同様とても古く、築100年程と聞いています。ここプエルトリコでは、多くの木造住宅が酷いシロアリの被害に合…

煙の中の女(フィリピン)

アメリカで育った私は、この暗い国で行われている謎や幽霊を知りませんでした。すべては、フィリピンのラグーナ州の 暑い晴れた日から始まったのです。私のいとこのジーナと私は、涼をとるために、家からそう遠くない場所にあるアグア・ヴィーダというリゾー…

サイプレスの家で(アメリカ・カリフォルニア)

私が4年生の時、私と私の家族はカリフォルニア州サイプレスの家に引っ越しました。外観は良くあるブロックでしたが、中は良くあるものではありませんでした。 2階のレイアウトは前の所有者によって、4ベッドルームから1つの大きなロフトに変更されていました…

USS BLUE(アメリカ・カリフォルニア)

カリフォルニア州オックスナードの海軍基地に駐留していた時、私はミサイル実験で撃沈されたために、退役するいくつかの船に乗る機会がありました。他の二人の隊員と一緒に私たちは、船が結ばれていたエリアに向かい、隊に合流します。真ん中の船は、ブルー…

ダイアンの家(アメリカ・カリフォルニア)

私は、親友のダイアンとは1980年、高校1年生の時に知り合いました。二人ともウィッティアに住んでいました。 ダイアンはコリマ・ロード近くのマービスタ・ストリートに住んでいて、その地域を知る人なら、そこで不気味なことがたくさんを起こっていることを…

不自由(フィリピン)

物事がどうして今のようになったのか、不思議に思ったことはありませんか?なぜ、ある場所を通り過ぎると、このようなゾッとする感覚を覚えるのでしょうか?どうしてして、出会う人によっては、私たちをこのように不快な気持ちにさせるのでしょうか?道端や…

取り憑かれた母の家(アメリカ・テキサス)

私の母の家は霊に取り憑かれています。母は今もなおその家に住んでいるのですが、今回お話しするのは、23年前にその家に引っ越しして、1週間が過ぎた頃のお話しです。 母は、その頃から私たち3人兄弟が奇妙なことをやり始めたと言います。その時13歳だった一…

古い幽霊屋敷(アメリカ・ワシントン)

私たちが築80年を超えた古い家に引っ越してきたのは、5年以上前ことです。その当時、一番下の子は2歳でした。彼は1人でバスルームに行くのを嫌がりました。「黒い目」をそこで見たと言うのです。私たちは、単にトイレの練習をしたくなくてそう言っているのか…

サリー・アン(アメリカ・ケンタッキー)

不動産を売ることはそれ自体が冒険です。売り手にとっても買い手にとっても常に驚きに満ちています。しかし、時として家そのものに驚かされることもあるのです。 1989年4月、その頃の私は幽霊など信じていませんでした。特にこれといった理由はありません。…

ブルックリンの苦しみ(アメリカ・ニューヨーク)

1998年4月1日、私が14歳の時にサケットストリート、455Aに引っ越しました。引っ越した瞬間から、何かが不気味なものを感じていました。とても暗いアパートだったからです。 しかし、そのアパートは私達家族にとって初めての3階建てのもので、とても楽しみに…

私の手には負えなくなった出来事(アイルランド)

こんにちは、私の名前はブライアン。アイルランドのダブリン北部にあるスウォーズの出身です。私は19年間、実家に住んでいたのですが、その間、ライトの点滅したりラジオのチューニングが勝手に変わったり、奇妙なことを沢山体験しました。今は21歳ですが、…

子供には見えている(アメリカ・ニューヨーク)

私は高校生のとき、よくベビーシッターをしていました。私が住んでいた町は小さな町で、町の中心にはとても大きな家があり、ある女性がその家を買い、10年ほどそこで民宿の経営をしていました。その女性の家族もそこで暮らしていましたが、彼女の夫は病気で…

ウエストバージニアの幽霊刑務所(アメリカ・ウエストバージニア)

舞台は、ウエストバージニア州マウンズビルにある古い凶悪犯罪者用刑務所で、ここには、長く、時に忌まわしい過去があります。囚人たちは、暴動のさなか、独房で他の受刑者たちに殺されました。中でも最も知られているのが、ある囚人が作った「オールドスパ…

夢に導かれて(アメリカ・アリゾナ)

2週間ほど前、私はある夢を見ました。夢の中で私と夫と娘の三人は、自分たちが購入した家にいました。しかし、なぜか私たちはその家を買いたくはなかったようです。私はその家の中庭で年配のご婦人と話していました。夢の中ですが、なぜか私は彼女が元気で素…

田舎の恐怖(カナダ)

私が15歳の頃、オンタリオ州バーフォードにある古びた農家で、この事件は起こりました。私は2001年の夏に一週間ほど、友人とその家族の購入して間もない農家を訪れました。その家は不気味な過去があり、6年ほど前、前オーナーが地下室で首吊り自殺を遂げてい…

ノック(インド)

ノック 2011年はとても涼しく快適な気候で、私たちの住むプネーの暑くて埃っぽい夏から解放されました。ロナバラはプネーから約90キロ離れており、特にこの時期は観光客の避暑地でもあります。緑豊かな渓谷には小川が流れ、風光明媚な環境です。歴史的な古い…

黒い寺院(インド)

黒い寺院 私はトレッカーで、自然愛好家です。忙しい仕事のスケジュールをぬって、毎年休暇を取ると、野生生物保護区や山などに足を運びます。汚染されていない環境ときれいな空気を満喫する時間は本当に平和な時です。多くの場所にトレッキングに行きました…

かくれんぼと少年(アメリカ・ニューヨーク)

かくれんぼと少年 私のいとこは、田舎の大きな農園に住んでいます。農園には大きな家や、納屋、家畜小屋などがありました。毎年、感謝祭のときは、私たちも彼らの農園まで車で訪れます。なんせ彼らは大きな家を持っているので、いろんな家族が集まっても、十…

上海のある部屋(中国)

上海のある部屋 ある日、雅也さんは会社の命令で上海に単身赴任することになりました。妻と小さな子供3人暮らしの雅也さんは、上海への単身赴任の命令が出た時に「家族も一緒に連れて行こうかな?」と思った反面、「子どもはまだ小さいし海外生活は色んな面…

バチェラーズグローブにて(アメリカ・イリノイ)

バチェラーズグローブにて 2004年10月15日、ガールフレンドが私の誕生日プレゼントの1つとして、私をバチェラーズ・グローブ墓地に連れて行く、というイベントを用意してくれました。私は超自然にはまっているので、とても興奮し、デジタルボイスレコーダー…

ビクトリア様式の家(アメリカ)

ビクトリア様式の家 1987年、私は4人のルームメイトとアトランタの家に1年ほど住んでいました。私たちはその間、のちにあれは幽霊だったのでは?と思うような経験を何度か体験しました。 私たちが借りていた家はアトランタが北軍によって焼き払われ、破壊さ…