魔女の雫

世界の怖い話を紹介する怪談ブログです。 紹介しているお話は全て実話。眠れない長い夜にでもお楽しみください。またあなたの体験した怖い話を募集しています。投稿はwitch-shizuku@gmail.comまで。

幽霊

空想の友達か幽霊か(アメリカ・ニューヨーク)

私は最近、空想の友だちがいるいう子供のほとんどが、本当は幽霊と話しているのではないかと考えます。去年、いとこの娘に空想の友だちができました。そして今、私の娘にも同じことが起こっています。 それは1か月ほど前のことでした。2歳の娘が「やぁ」と何…

戻ってきた霊(アメリカ・アイダホ)

1988年、2人目の妻と私は、兄とその妻から購入した家に住んでいました。彼女の最初の夫はメインベッドルームで銃で自殺をはかり、そのため彼女はその家に住むのが耐えらなかったからです。兄とその妻はその家を貸していたのですが、州外に引っ越すため私がそ…

幽霊に我が子だと思われた話(アメリカ・アリゾナ)

これからお話しすることを聞いていただく前に、お話ししておかないといけないことがあります。私は5人兄弟の真ん中の子で、その家で暮らしていた時は、9歳か10歳でした。そして私の両親は結婚しておらず、父は母の家を早く出たがっていました。姉のダンス教…

家の中にいる誰か 第2話(プエルトリコ)

私の名前はロザーナです。第1話でお話した家で、その後何が起きたのかを話したいと思います。この家は所々リノベーションはされていますが、見た目同様とても古く、築100年程と聞いています。ここプエルトリコでは、多くの木造住宅が酷いシロアリの被害に合…

家にいる見知らぬ誰か(プエルトリコ)

私と娘たち、そして私の新しい再婚相手は、新しく住む場所を探していました。たくさんの家を見てまわったのですが、私はある家に惹かれたのです。その理由はこの話を聞けば分かっていただけると思います。 それはとても古い家でした。家を探し始めて2週間ほ…

黒いローブの影(ニュージーランド)

ニュージーランドで警備の仕事をしています。私たちの警備会社は、老人ホームの建設中に徹夜で警備をすることになったのですが、なんと私を含めて5人の前に、黒い影が現れ、消えるのを見たと報告しているのです。 私たちはこれを知ってもらわなければいけな…

サイプレスの家で(アメリカ・カリフォルニア)

私が4年生の時、私と私の家族はカリフォルニア州サイプレスの家に引っ越しました。外観は良くあるブロックでしたが、中は良くあるものではありませんでした。 2階のレイアウトは前の所有者によって、4ベッドルームから1つの大きなロフトに変更されていました…

ダイアンの家(アメリカ・カリフォルニア)

私は、親友のダイアンとは1980年、高校1年生の時に知り合いました。二人ともウィッティアに住んでいました。 ダイアンはコリマ・ロード近くのマービスタ・ストリートに住んでいて、その地域を知る人なら、そこで不気味なことがたくさんを起こっていることを…

不自由(フィリピン)

物事がどうして今のようになったのか、不思議に思ったことはありませんか?なぜ、ある場所を通り過ぎると、このようなゾッとする感覚を覚えるのでしょうか?どうしてして、出会う人によっては、私たちをこのように不快な気持ちにさせるのでしょうか?道端や…

パーティーを台無しにした幽霊(アメリカ・オハイオ)

それはある日のことです。夜中の12時、私と友人アマンダは、家に2つあるシャワールームでそれぞれシャワーを浴び終えました。この週末、私の両親はハワイの行っていて留守だったので、私はアマンダを誘いパーティーを開くことにしたのです。新入生クラスの全…

小バエになって姿を現した幽霊(アメリカ・ニューヨーク)

これからお話しすることは、私には初めてのことなので、どなたか考えを教えていただけたらと思っています。 私の元夫は人生の終わりの頃、怒りっぽくなり、他人への憎しみが非常に強くなり、ついに精神病を患ってしまいました。 5年もの間、私以外にも本気に…

弟たちのゴーストハンティング(アメリカ・ジョージア)

12歳くらいの頃の私には、あらゆるものがバカバカしく思えていました。その時9歳だった私の弟は、幽霊を信じていたようで、私たちは大きな家に住んでいたのですが、家の中で何人かが自殺したから幽霊が出ると信じて疑いませんでした。この弟イゼックには、ゴ…

不気味な影と不可解な物音(アメリカ・テキサス)

数日前のある朝のこと。私の親友はその時一人で家にいました。その時彼女はとても疲れていたので、灯りもつけず横になっていました。うとうとしていると、なぜか誰かにそっと腕を引っ張られているような気がして目を開けました。 すると彼女の目の前には、真…

祖母の約束と女の子の霊(アイルランド)

私が16歳の時、95歳の祖母が病気になりました。私は学校を辞めて、祖母の面倒を見る事にしました。私の両親は、私が幼い頃に他界した為、両親の事は覚えていません。物心がついた頃から、私と、弟と、祖母が家族でした。 ある夜、私と祖母は夜遅くまで病室で…

私の友達サリー(アメリカ・カリフォルニア)

私の名前はアナです。この話は私が9歳ごろに起きた出来事です。私は7歳のとき、兄2人と姉1人、弟のジュン、そして母と共に日本からロサンゼルスへ移住しました。両親が離婚した訳ではなく、父は仕事の為に日本に残らなければいけませんでした。1年後、父も…

マンゴーの木のそばにいる悪霊(カンボジア)

...カンボジアでは、夜のある時間帯に歩いているときは、悪いことを考えてはいけないと言われています。これはクメール・ルージュ政権時代のことで、叔母は子供たちがお腹を空かせていたので、子供と一緒に森の中に食べ物を探しに行くことにしました。すると…

幽霊ジェリー(アメリカ・コロラド)

私の人生には多くの奇妙な出会いがありましたが、その中でも最も奇妙だったのは迷惑な幽霊、ジェリーとの出会いでした。幻覚や悪夢を見たり、嫌な予感がするようになったのも、すべて彼が原因です。私は彼を無視するようにしていました。どうすればいいのか…

ケイトの不気味な部屋(オーストラリア)

これは私が祖父母と叔母さん、そして叔母さんの子供達の住んでいる家に滞在していた時の出来事です。私の叔母さんは入院する事になり、前日に腸を空っぽにする為、大量の下剤を服用しなければいけませんでした。祖父母も留守にしていた為、私と従妹は叔母さ…

サングラスをかけた巻き毛の男(アメリカ・マサチューセッツ)

私が10歳の時、家から少し離れた叔母の家で開かれたパーティーに出席しました。何人かの親しいいとこと私は家に戻り、まさに狂ったようにはしゃいでいた叔母と、私に迷惑ばかりかける小さないとこから逃れることができました。 通りに出ると、従妹が「あなた…

市長堂の幽霊:イエズス会の修道士(プエルトリコ)

これは1985年、ポンセの市庁舎"カサ・アルカルディア"でのことでした。 友人と私は美術展を見に来ていました。その時 私は、茶色の長い礼服を身にまとい、長いロープのようなものを腰に巻いていて、木製の長い十字架を持つ、ある修道士を見かけたのです。 …

廊下の人影(アメリカ・カリフォルニア)

私は小さい頃から、説明がつかないような不可解な出来事に遭遇してきました。例えば、私が5歳の時のこと。2部屋あるアパートに、家族とおじいちゃんと暮らしていました。 いまだに記憶にある出来事の一つ。 その当時お父さんはいつもよりも早く仕事があった…

窓の中の紳士(アメリカ・コロラド)

私のことをうそつきと呼ぶ人がいるかも知れません。また、私が小さすぎて目にしたものをよく理解できなかったんだろうと言う人もいるかも知れません。しかしそれは違います。9歳の子供には、これほど複雑な作り話はできないでしょう。 そのすべてはホテルで…

私の手には負えなくなった出来事(アイルランド)

こんにちは、私の名前はブライアン。アイルランドのダブリン北部にあるスウォーズの出身です。私は19年間、実家に住んでいたのですが、その間、ライトの点滅したりラジオのチューニングが勝手に変わったり、奇妙なことを沢山体験しました。今は21歳ですが、…

子供には見えている(アメリカ・ニューヨーク)

私は高校生のとき、よくベビーシッターをしていました。私が住んでいた町は小さな町で、町の中心にはとても大きな家があり、ある女性がその家を買い、10年ほどそこで民宿の経営をしていました。その女性の家族もそこで暮らしていましたが、彼女の夫は病気で…

私を変えた家(オーストラリア)

去年の初め、私と3人の友人は大学に進学するため、故郷のメルボルンから、シェパートンという田舎の町に引っ越しました。前期の授業が開始される前までに、家を探すのは大変でした。 4人の学生が一緒に住めるような家はなかなかなかったのです。どの不動産屋…

夢に導かれて(アメリカ・アリゾナ)

2週間ほど前、私はある夢を見ました。夢の中で私と夫と娘の三人は、自分たちが購入した家にいました。しかし、なぜか私たちはその家を買いたくはなかったようです。私はその家の中庭で年配のご婦人と話していました。夢の中ですが、なぜか私は彼女が元気で素…

青い服を着た少年(フィリピン)

あなたは魂や霊、あるいは超常現象に遭遇したことはありますか? 誰かにそう指摘されるまで気づかなかったかもしれませんね。これはわたしが深夜のオフィスで働いていたときの体験談です。このお話を始める前に、まず詳しい状況をお伝えしましょう。 わたし…

ノーマの家(アメリカ・ミネソタ)

私のいとこのノーマ、そしてノーマの旦那さんは新しい家に引越しをすることになりました。私は彼女達の引越しの手伝いに行く事になったのですが、引越し当日、初めて彼女の家に足を踏み入れた私はなんとも言えない不気味な空気を感じました。 私はその事をノ…

ノック(インド)

ノック 2011年はとても涼しく快適な気候で、私たちの住むプネーの暑くて埃っぽい夏から解放されました。ロナバラはプネーから約90キロ離れており、特にこの時期は観光客の避暑地でもあります。緑豊かな渓谷には小川が流れ、風光明媚な環境です。歴史的な古い…

かくれんぼと少年(アメリカ・ニューヨーク)

かくれんぼと少年 私のいとこは、田舎の大きな農園に住んでいます。農園には大きな家や、納屋、家畜小屋などがありました。毎年、感謝祭のときは、私たちも彼らの農園まで車で訪れます。なんせ彼らは大きな家を持っているので、いろんな家族が集まっても、十…